タイルのもつ力


年長さんのりょう君がタイルをつかって楽しくゲームをする様子です。

タイルのおうちのルールにしたがいゲームをするだけで、ひとりでに位取りの仕組みや、繰り上がり、繰り下がりのイメージを体感します。

 

このイメージをつかむことにより、指導者が発信する学習のイメージを容易にキャッチし共有することができます。

それがまさしく「わかる」ということなのです。

 

かずの概念から、たし算、ひき算、かけ算、わり算、小数、分数、因数分解まで、一貫してタイルを使用します。

どの分野もタイル操作をし、子どもたちの体感したイメージをもって学習の理解を深めます。

 

しかもタイルの学びは、楽しいのです!子どもたちは無心に操作し、さんすうの楽しさを実感します。

そして「わかる喜び」が、自己肯定感を高め、生きる力を育みます。 

これがタイルの持つ威力です。

 

 

 


【おすすめ図書】

 『はじめてであうすうがくの絵本』

1・2・3

安野光雅(著・イラスト)

福音館書店

このシリーズには明確な答えがありません。答えを覚えるのではなく、答えを探す楽しさを味わえます。親子で楽しめる絵本です。

『さんすうだいすき』1~10巻

遠山 啓(著)

長新太(表紙)・安野光雅ほか(文と絵)

日本図書センター

3歳くらい~算数の基礎を楽しんで学べます。絵や図を楽しみながら自然に算数の準備ができるよう、ゆっくり進みます。子どもが持ちやすい疑問を研究し、どの子にも理解できるようにつくられた絵本です。


『数学の広場』1~8巻

遠山 啓(著)

日本図書センター

中学・高校生から大人まで。奥深い数学の世界を堪能できます!

1.知的好奇心をのばす類のない数学学習書

2.自由に楽しく読み進められる巧みな構成

3.いらすとや図版などビジュアル面を重視

4.待望の復刊!新たに解説をつけています

『親と子で学ぶさんすう入門』

遠山 啓(著)

SBクリエイティブ

急所さえ押さえれ、算数・数学はちゃんとわかる。算数・数学教育で定評のある著者が、「ここがわかれば算数・数学は大丈夫」という基本ポイントを伝授。数学でゼロから学びたい方、子どもにしっかり教えたい方への最高の入門書です。